講演会であるドキュメンタリーを見ました。片手の指に障害を持つ女の子の話。その女の子は、家族と一緒に精一杯生きていました。この姿を映像にしたかったんだろうなぁ。でも、ひねくれ者の梅太郎は憤りを感じてしまいました。
 ずっと女の子の生活を追いかけるカメラ。
 音楽の時間、女の子はリコーダーに挑戦します。先生が選択肢として挙げた片手で吹けるものではなくて、クラスメイトと同じものを選んで。
 初めは楽しかったリコーダーも低い音が出ずに苦悩する女の子、そこで障害を持つ自分と向き合います。半年たっても、低い音は出ません。担任の先生も手詰まりのようです。とうとう女の子は学校へ行きたくないとまで言い出してしまいます。
 そこで女の子の両親はあるプレゼントを。片手でも低い音の出るリコーダーです。そして、女の子は笑顔を取り戻します・・・。
 感動しているお年寄りを見ていると、ひねくれて見ている私がなんだか不幸に思えてきちゃったりして・・・。でも、学校が嫌いと言うまで半年も放っておくのは、同じ小学生の親として許せませんでした。